ウクライナ旅行[57](2019年5月) キエフの観光スポット(美術・芸術):ウクライナ現代美術館

今回はウクライナ現代美術館をご紹介します。この美術館は公的な美術館ではなく、個人が寄付により運営している美術館です。場所は不便な場所にありますので、沢山歩きたくない方は、路線バス、トロリーバス、タクシー等を利用することになります。正面中央の入り口から入って、入り口壁面の左側にある箱に好きな金額のお金を寄付すれば展示を自由に見ることが出来ます。

この美術館へ行くのは2回目ですが、前回と展示内容が変わっており、私設の美術館ではありますが定期的に展示内容を変えているようです。

   Музей сучасного мистецтва України

   Museum of Comtenporary Art of Ukraine

  • 住所:ул.Кирилловская, 41, Kyiv, 02000
  • web:modern-museum.org.ua
  • 開館時間:11:00−19:00 (月曜休館)

美術館の外観

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展示作品 

ІВАН ГРГОР'ЄВ の"БУРРЕ"(2018年)という作品。布と粘土?を上手く組み合わせています。何かきになる作品でしたので写真を撮っておきました。

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СЕРГІЙ ГРИГОРЭВ の水彩画作品 "ПОРТРЕТ НАСТУСІ" (1986年)。水彩は修正がきかないので私は苦手です。

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ВІКТОР ЗАРЕЦЬКИЙ の油絵作品 ”НАТАЛКА” (1983年)。遠近感を敢えて無くした何か不思議な絵ですね。

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СЕРГІЙ ГРИГОР'ЭВ のドローイング作品 ”ДОНЬКА ГАЛИНА” (1960年)。寝そうで寝ていないというか、眠たくてしようがない状態を抜群に上手く描いています。才能ありますね。

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ОЛЕКСА ЗАХАРЧУК のドローイング作品 ”ВАЛЮША” (1958年)。こちらも幸せそうに眠っている状態を上手く描いた子供の絵。才能ありますね。f:id:zeitrium-editor:20190710212207j:plain

СЕРГІЙ ГРИГОР'ЭВ のドローイング作品 ”НАСТУСЯ” (1984年)。個人的には好きですが、何処がいいのかときかれても答えられない絵ですね。

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ОЛЕКСАНДР АГАФОНОВ の木彫作品 ”БУЗОК” (2008年)。水着を着ている女性です。右足に力が入っている感じとか、両腕を上に挙げ、手の指が綺麗に揃っている状態を見ると、プールで飛び込む直前ではないでしょうか。女性にしては少し腕が太い気がしますが、水泳選手だからでしょうか。この作品は気になったので、色々な角度から沢山写真を撮りました。今回の展示で、この作品が一番気に入りました。

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МАЙЯ ЗАРЕЦЬКА-ГРИГОРЭИА の油絵作品 ”КОРОЛЕВА” (1995年)。あまり見たことのない種類の絵だったので写真に収めました。少しシャガールっぽいです。

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方向音痴まっくすの感想

もう少し便利な場所にあるといいのですが、しようがないですね。行くたびに違う作品が見られるので、次回も行こうと思います。巨匠とか世界的に有名な画家の作品がある訳ではないのですが、日本では先ず見ることが出来ないウクライナの画家の作品が見られるのは大きなメリットです。 

 
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