中国旅行[20] 北京観光スポット:天安門広場周辺・正陽門(箭楼)・前門・大柵欄
今回は北京の天安門広場周辺の様子をご紹介します。
天安門広場(天安门广场 Tiananmen Guangchang) に面したところにある建物が、「人民大会堂 Renmin Dahuitang」です。天安門を正面に見て、左側に見えます。天安門広場の反対側(右側)にも似たような建物がありますが、こちらは「中国国家博物館 (中国国家博物馆 Zhongguo Guojia Bowuguan)」です。
天安門広場に近い方から、正陽門(正阳门 Zhengyangmen チャンヤンメン)、正陽門箭楼( 正阳门箭楼 Zhenyangmen Jianlou チャンヤンメン・チエンロウ)があります。左手に見えるのが「正陽門箭楼」、右手が「正陽門」です。「箭Jian」というのは「矢」のことです。「箭楼」は敵を見張る城門というような意味だと思います。
天安門の展望台?(二階)から見た天安門広場。手前のやたらに広い道路は「長安街(长安街 changan Jie)」です。奥に見えるのは「毛主席紀念堂(毛主席纪念堂 Maozhuxi Jiniantang)」、その手前の塔は「人民英雄記念碑(人民英雄纪念碑 Renmin Yingxiong Jinianbei)」です。天安門の展望台に上がる際には持ち物チェックが有ります。ライターは持ち込めません。
先程の「人民大会堂」は右手、「国家博物館」は左手になります。「正陽門」は毛主席記念堂の向こう側、「正陽門箭楼」は更にその向こう側になりますが、この写真では見ることが出来ません。
こちらが毛主席紀念堂。毛沢東の遺体が安置されています。ロシアの赤の広場に面した「レーニン廟」(レーニンの遺体が安置されています)と同じです。普通は長蛇の列で入るには長時間待ちの覚悟が必要です。写真撮影は禁止で、当然、持ち物チェックもあります。ライターなどは持ち込めません。
こちらが近くで見た「正陽門」です。勿論、これは名前の通り「門」なので、写真では見えませんが、中央下にトンネルがあって、そこを通り抜けることが出来ます。
明清時代の北京城内城の南側の城壁です。1419年に建設が始まり、当初、麗正門と呼ばれていましたが、1439年に正陽門に改名されました。1988年に中国の「全国重点保護単位」に指定されました。城台は東西91m、 南北31.45m、高さ14.7mで、この上に27mの高さの城が作られています。
こちらが「正陽門箭楼」の様子です。台座は東西42m,南北12m、高さ12mで、この上部に東西62メートル、南北20メートル、高さ24メートルの建物が建てられています。
中央にトンネルがあるので、潜って通り抜けられます。
こちらは門を通り抜けて、近くにあるバス停から見た正陽門です。
正陽門を通り抜けると前門大街という道路に出ます。その向こうには商店街が広がっています。この電車は置いてあるだけで、動きません。念の為。
こちらは前門大街西側にある大柵欄(大栅栏 Dazhalan ターチャンラン)という名前の商店街(全長275m)で、36の商店が有ります。有名なシルク店、お茶屋さん、布靴店、北京ダックの店などの老舗が沢山あります。
こちらが商店街の入り口です。
こちらは新年の「老北京動態民族文化城」というところの様子。「老北京」というのは昔の北京という意味です。「動態」というのはダイナミックという意味です。それにしても派手ですよね。
こちらは毛筆屋さん。巨大な筆が気になって撮影しときました。
2000年代に復刻された昔ながらの伝統的な中国の布製の靴です。布を使っているので、自由にデザイン可能な点が最大のメリットです。綺麗な布を使えば、綺麗な靴ができます。手作りなので、結構高いなと思った記憶があります。正確な値段は忘れましたが、2百元(3000円くらい)だったと記憶しています。物価、為替の影響もあるので、現在の価格は正確には把握できません。中国の人から見れば高めの靴だと思います。
方向音痴まっくすの感想
北京一の繁華街は王府井ですが、王府井よりもこちらの前門、大柵欄の方が中国らしくて個人的には面白いと思います。
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