お正月休みにこそGWのフライトチケット購入を！（2019/12/29改訂版）

GWは海外旅行も国内旅行も非常に混み合い、海外旅行ではフライトチケットは通常の時期に比べ倍近い価格になります。その為、GWには高額のチケットを買わざるを得ないという場合も多いでしょう。

今、年末となり既に多くの方が海外旅行に出発されているのではないでしょうか。旅行中に一生懸命航空チケットを探している人はそれほど多くないと思います。

しかし、そういう今でこそ、安い航空券が買えるのです。現時点では、仕事の内容などによってGWの予定をはっきりと立てられないという方も居られるでしょう。一方、GWの休みの予定は何とか決められるという方も居られると思います。もし、休みの予定が立てられるという方は、今から航空券を探されることをお勧めします。

今回は、中近東、ヨーロッパ（東欧・西欧・中欧）等の西側諸国に行く場合に便利な方法について、個人的にお勧めしている方法を以下、ご紹介します。

1. 近隣国に脱出するための航空券を購入する

日本の長期休暇は繁忙期で航空券の値段が高いため、先ず、近場の国に脱出するのがポイントです。いきなり直行便のチケットを購入しないのは、後で行き先を変更したくなった時のためです。GWまでは丸々4ヶ月あり、その間に気が変わっても対応できるようにしておくためです。

2. 日本のGWと脱出先の国の長期休暇を確認する。

脱出先の国の長期休暇と重なってしまうと、その先の欧州行きが高くついてしまいます。そこで、例えば下記の情報をチェックしておきます。近隣国として考えられるのは中国、台湾、香港、韓国等となるでしょう。中国は毎年休みの日が変化しますので、良く確認しておくことが重要です。

日本　2020/4/29〜5/6（7、8日の2日を年休取得で最長5/10まで）
中国　2020/5/1〜5/5
香港　2020/4/30〜5/3
台湾　重複なし
韓国　2020/4/30〜5/5
タイ　2020/5/1〜5/6（年休を2日取れば5月10日まで）
シンガポール　2020/5/1〜5/3、5/7〜5/10（但し、5月8日は年休とする）

上記の結果から、香港、韓国は休みが重なるので、脱出先としては好ましくないことが分かります。残るのは中国、台湾、タイ、シンガポールですが、あくまでも日本脱出が目的なので、旅費の高い国は除きます。すると、中国と台湾が残ります。更に、欧州路線が充実している国を選ぶと中国しか残らないという結果になります。北京国際空港に就航している航空会社は日本に就航している航空会社と同等数ありますので、安心して下さい。具体的な航空会社については下記の記事を参照ください。

3. 日本脱出用の航空券を押さえる

あなたがお住まいの地域から最も便利な空港から中国行きの航空券を探します。中国のどこでも良いというわけではありません。北京行きを探します。上海行きでも良いのですが、結局、北京から欧州行きに乗ることになってしまいます。上海経由北京行きでも良く、最終目的地が北京首都国際空港か北京大興国際空港行きを選択します。