ウクライナ国際航空(UIA) PS752便がテヘラン近郊に墜落 第1報 事故後の報道・映像など(2020/1/8 22:18更新)

2020年1月8日、ウクライナ国際航空 Ukrainian International Airlines UIAのPS 752便(Boeing 737-800)がテヘラン近郊に墜落しました。本事故に関する情報をまとめました。私は最初、ウクライナに旅行した際にUIAを利用しました。その後はウクライナ に二度行きましたが、この航空会社の飛行機は利用しませんでした。この事故には大変大きなショックを受けています。全員が亡くなられたということで、皆さんの穂冥福をお祈り致します。UIAの飛行機に乗った際、明るい笑顔で乗客を迎えてくれたキャビンアテンダントの皆さんの顔を思い出しました。この便に乗られていた乗務員の方のご家族の気持ちを思うと非常に辛いものがあります。今後、このような事故が起こらないことを祈りたいです。

ウクライナ国際航空の報道

墜落した飛行機はボーイング737-800 NG(UR-PSR)で、2016年に製造され製造会社から直接ウクライナ国際航空に納品されました。最後の定期整備は2020年1月6日に行われました。

KIEV POSTの報道

Kiev Postが1月8日に事故について最新情報を報道しました。

イランのウクライナ大使館がテヘラン近郊のウクライナ国際航空(UIA)の航空機の墜落原因に関する情報を更新しました。 「墜落の諸原因に関する情報は調査委によって明らかにされていますが、調査委の結論が出る前の発表は全て非公式のものです」と述べています。

1月8日(水曜日)の早い時間に、記者会見でウクライナ外務省の運用危機グループのコーディネーターであるマキシム・コヴァレンコ氏はプレス・ブリーフィングで可能性のある墜落原因については言及せず、現在、調査委員会がイランで活動していることのみに言及しました。

「飛行機の墜落原因は、特別に編成された調査委員会の決定後に発表されます。今、どんな情報を発表しても、その内容が今後様々な影響を及ぼします。事故は起こったばかりで、今のところ確定したことは何も有りません。」と州領事館は説明しています。

大使館は、当初、技術的な理由からエンジンの損傷が墜落の主原因だと考えていました。 報告されているように、テヘランからキエフへ向かうはずだったUIAのボーイング737(PS752便)は、2020年1月8日(水曜日)、離陸後、テヘラン時間6:00頃に墜落しました。この便には約167人の乗客と9人の乗組員が搭乗していましたが、全員が死亡しました。

f:id:zeitrium-editor:20200108211413j:plain

copyright: kyivpost.com

写真:176人の乗客を乗せたウクライナの飛行機が2020年1月8日早朝、イランの首都テヘランイマームホメイニ空港近くで墜落し乗組員全員が死亡した後、残骸の中で作業する救助チーム。 通信社ISNAは10台の救急車が墜落現場に送られたと報じています。

RADIO FREE EUROPEの報道

墜落した飛行機の尾翼と思われる写真です。

f:id:zeitrium-editor:20200108220255j:plain

ラジオ・フリー・ヨーロッパが事故現場のビデオを公開しています。

TELEGRAM MESSANGER CHANNELの報道

また、イラン・ニュース・ネットワークのテレグラム・メッセンジャー・チャンネルが墜落直後の現場を撮影したビデオを公開しています。飛行機の残骸がまだ燃えている様子が撮影されています。


Twitter

公開された墜落してゆくウクライナ国際航空の飛行機の様子。

関連記事