台湾旅行[04] 台湾の飲食店は持ち込み可能だ

台湾で、ちゃんとしたレストランではなく、普通の飲食店で食事をするとき、メニューに飲み物がないことが多い。店内の冷蔵庫にジュースがおいてあることもあるが、無いところも多い。日本と違って、店に入って席に座るだけで水とかお茶とかが出てくることも無い。

例えば、台湾でふらっと魯肉飯を食べに、その辺の店に入る。店員さんに魯肉飯を頼む。魯肉飯が出てくる。箸をとって食べる。喉が乾いてくる。飲み物がメニューに無いことに気付く。日本と違って、台湾は水道水を客には出さないので、水は頼めない。お茶はあるのか?無さそうだ。

店を見渡すと、他のお客さんがペットボトルをテーブルに置いている。あのお客さんは私が店に入った時、既に居たから分からないが、お店の人に頼んだのか?などと色々考えてしまいます。そこで、さっきコンビニで買ったお茶があるから、ちょっと取り出して飲んでみる。何も言われない。そうなんです。台湾では持ち込み可なのです。基本どこでも可です。と言うわけで、いつもミネラルウォーターなど、何か喉が乾いた時に飲めるペットボトルを常備しておきましょう。

実は、映画館も持ち込み可能です。台湾ではチケットを買う時、映画のチケットと飲み物・ポップコーンがセットになったチケットがあります。ここで、飲み物を買うのもいいのですが、値段が高い上に、量も多すぎるので、お勧めしません。そこで、映画を見る前にコンビニに行って飲み物を買ってから、チケットを買いましょう。原理的には紙コップのホットコーヒーも持ち込めるはずですが、映画館の座席にあるコップ置きが日本よりも遥かに大きな紙カップに合わせて作られているので、小さなコーヒー用の紙カップを置きにくいと思います。

このように台湾では飲物の持ち込みは可能ですが、注意が必要なのは地下鉄MRTです。以前、地下鉄のホームで胃薬を飲もうとペットボトルと薬を取り出したら、すかさず駅員さんが近寄ってきて「ここではダメです」と言われてしまいました。飲食禁止だそうです。しかし、胃がムカムカして居たので、薬を見せたところ。それならしょうがないかみたいな感じで許可して貰いました。電車の中は勿論飲食禁止です。気を付けましょう。