台湾旅行[19] 台北市内の映画館を紹介 夜の空き時間は映画を観よう
台北は映画好きの人には天国と言って良いと思います。その理由は三つ有ります。
- 日本よりも米国映画の封切りが圧倒的に早い。
- 映画館の営業時間が日本よりも長く、深夜まで開いている。
- 料金が安い。
封切り時期
過去の経験では、米異国映画の台湾における封切りは日本よりも(早いもので) 3ヶ月先行しています。正確に検証したことは無いのですが、遅い場合でも1ヶ月は早いと思います。当然ですが、日本では(恐らく収入が見込めない等の理由で)封切られない映画を台北でやっていることも有ります。一刻も早く観たい話題作がいち早く観られるのは大きなメリットだと思います。
営業時間
次に営業時間ですが、台北では平日でも深夜まで営業しているのシネコンが殆どです。例えば、開演が深夜0時、とか午前2時とかです。台北に旅行に行って、夜になると店が閉まってしましますが、映画館は空いているので、観光プランに影響なく映画も楽しめるというわけです。但し、深夜映画を観終わると地下鉄もバスも動いていないので、帰りはタクシー一択となります。それが面倒な方は、映画館から徒歩で帰れるホテルに宿泊しましょう。
料金
料金ですが、通常のデジタル映画で290〜320元(1033〜1140円)、3Dは390元(1390円)です。日本よりもかなり安いのでは無いでしょうか。下記の写真はミッション・インポシブルのチケットですが、330元と少し高いですね。注目して欲しいのは放映時間です。開始時間が夜23:40分です。日本では考えられません。
短所
良いことばかり書きましたが、デメリットも有ります。米国映画は勿論英語のままで、字幕は繁体中国語で有り、日本のように吹き替えというのは無いという点はマイナスですね。中国語の心得が無い人は英語のみで鑑賞することになリます。勿論、私も聞き取りにくい米国英語は苦手で、中国語字幕も見ながら鑑賞しています。台湾の所謂国語は巻き舌音が無く、北京語(普通話)とは発音が異なリマス。会話では、その癖に少し慣れる必要も有りますが、吹き替えの映画は無いので、字幕(繁体字)さえ読めれば発音の差は問題にはなりません。
イギリス英語と違って、リエゾンの多い米国英語は多くの人にとって聞き取りにくいと思いますが、映画は勿論画面を観ているだけでもストーリーは分かるので、全てのセリフが分からないと楽しめないということは有りません。安心して挑戦して見て下さい。
チケット購入
台湾の映画タイトルは基本的に漢字で書かれています。これまでに台北で観た映画の英語タイトルと中国語タイトルを比較して見ると以下のようになります。
- Ghostbusters 魔鬼剋星(mogui kexing)
- Independence Day 4 星際重生(xingji zhongsheng)
- High Strung 舞力重擊(wuli zhongji)
- Inferno 地獄(diyu)
- Doctor Strange 奇異博士(qiyi boshi)
- The Mummy 神鬼傳奇(shengui zhuanqi)
- Baywatch 海灘救護隊(haitan jiuhudui)
- Mission Impossible 不可能的任務(bukeneng de renwu)
- Aquaman 水行俠(shuixingxia)
中国語タイトルから英語タイトルが思い浮かぶ映画も有りますが、全くわからないものも有ります。チケットはカウンターで係の人から買うのですが、過去の経験から、英語タイトルを言っても理解してくれません。中国語タイトルを伝えるのが一番ですが、発音に自信が無い場合は、映画館のアンドロイドアプリをダウンロードしておいて観たい映画の画面を見せるとか、コンビニで買える新聞の映画欄の映画名を見せるとかして切り抜けて下さい。
ドリンク、ポップコーンのセットメニューを勧められますが、私は映画のチケットのみ買っています。理由ですが、私はポップコーンが好きで無いのと、ドリンクのサイズが馬鹿でかく、とても飲みきれない量入っているからです。日本の映画館で売っているLサイズの何倍も有りそうなサイズです。台湾では飲み物の持ち込みに寛容なので、私は近くのコンビニでペットボトル飲料を買って持ち込んでいます。本当のところ問題ないのかどうかは聞いていないので自己責任でお願いします。
入場(シネコン)
日本と同じですが、前の放映が終わるたびに掃除が有り、劇場の掃除が終わると、係りの人が例えば1番の劇場がOKですと大きな声で待っている観客に伝えますので、チケットを見せて入場します。大抵はスクリーン側から入場しますが、後ろから入る劇場も有りました。前から入って、入ったところから退場する場合と、前から入って後ろから出る一方通行の劇場も有ります。
座席 何も言わないと劇場の中央付近に集中して席が取られます。座席は選べるので、好きな場所をなんとか伝えてみましょう。この場合、後ろ、前、中央、右、左等の簡単な中国語が必要ですが頑張りましょう。なお、「後ろ」は中国では「后」を使いますので筆談の場合は注意してください。後ろ側であれば「后面(houmian)」、最後尾であれば、「最后面(cui houmian)」となります。
映画館情報
台湾では映画館は電影院(dianying yuan)と言います。メジャーな映画館を以下に挙げておきます。
[1]秀泰影城 (Show Time Cinemas)
Android Application:
a.今日秀泰影城 (Show Time Cinemas)
住所:台北市峨眉街52號、電話: 02-2375-1669、 MRT西門站6號出口
b.欣欣秀泰影城(Show Time Cinemas)
住所:台北市中山區林森北路247號、 電話:02-2537-1889、 MRT中山站3號出口
[2]威秀影城 Vie Show Cinemas
Android Application:
a. 台北信義威秀影城 Vie Show Cinemas Taipei Hsin Yi
住所:台北市信義區松壽路20號 02−8780-5566
b.台北京站威秀影城 Vie Show Cinemas Taipei Q-Square
住所:台北市大同區市民大道一段209號5樓 02−2552-5511
c.台北日新威秀影城Vie Show Cinemas Taipei Sun
住所:台北市萬華區武昌街二段87號 02−2331-5256
[3]豪華4D 影城
住所:台北市武晶街2段89號
電話:02-2331-5077
料金:250TWD