海外旅行で忘れられない出来事(2):北京・モスクワ・台北編

中国・北京編2

中国語が話せるようになった後で地下鉄駅を尋ねる

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北京市内にて

北京でホテルを出て首都国際空港まで行くために近くに地下鉄駅が有れば、そこから行こうと思っていました。北京はその時までに10回ほど行っていたので、勿論、地下鉄路線も頭に入っていたし、いくら方向音痴の私でも地下鉄駅にさえたどり着けば、後はどうにでもなる状態でした。

但し、その時は北京首都国際空港に着いた時間が夜遅く、既に地下鉄の終電が出た後でした。バスはあったかもしれませんが、疲れていたこともあって、早くホテルに行きたかったのでタクシーを利用したのです。ホテルの大体の位置は事前に確認しており、地下鉄駅が直ぐ近くにあるのも確認していました。しかし、その時は北京市内でネットが使えなかったので中国の地図アプリが使えなかったのです。そうなると方向音痴の私は、直ぐ近くにある地下鉄駅さえも分からないのです。

どうしようかなと思っていた時、犬の散歩をしていたお婆ちゃんが、丁度、私の横を通り過ぎました。そこで、“请问,地铁站在哪儿?”(すみません、地下鉄駅はどこですか)と聞いてみました。すると、地下鉄駅を教えてくれないで、“你去哪儿?”(あなた、何処にいくの?)と聞き返されました。地下鉄駅さえ分かれば空港に行くのに何の問題も無かったのですが。「早く地下鉄駅を教えてよ」と心の中で思いながら、仕様がないので“机场”(空港です)と答えると、“坐X号线去Y站,在Y站换Z号线去机场”(X号線に乗って、Y駅でZ号線に乗り換えて空港に行く)と教えてくれた。折角、丁寧に教えてくれたので、同じ内容を繰り返して確認した。すると、“对对”(そうそう)と私の理解が正しいと言ってくれた。しかし、肝心の地下鉄駅の場所を教えてもらってないことに気がつく。そこで、再度、地下鉄駅は何処ですか?と聞くと、“那儿”(あそこ)と教えてくれた。100メートルも離れてない。見えてました。さすが、方向音痴です。

勿論、空港にはスムーズに到着しました。

ロシア・モスクワ編

タクシーに乗るのも一苦労。ロシアは本当に英語が通じない国の1つです。ぼったくりが嫌なのでホテルでタクシーを頼んで、ロビーで待つように言われたので、待っていました。運転手さんが到着すると、タクシーを呼んでくれたホテルの方が付き添ってくれて、通訳してくれました。しかし、この人の英語力も不足していて、複雑な経路だったので運転手さんが理解できません。そこで、紙とボールペンを取り出して経路を図で書いたりして一生懸命説明したら、ようやく分かってくれました。行き先一箇所なら場所の名前さえ理解して貰えば、それで終わるのですが、何処かに寄るとかそういう要素が加わると途端に難しくなってしまいます。ロシアに行かれたことがある皆さんは如何だったでしょうか。

台湾・台北

中国語で聞くと英語で答えられるのは何故?ある時、台湾で「この辺に映画館があると聞いたんですが、知りませんか?」と通りすがりのカップルに中国語で聞いたことがあるのですが、カップルの女性の方が英語で答えてくれました。答えてくれたということは私の話がちゃんと伝わっているということですよね。それで、何故中国語ではなく英語で答えてくれたのかが、未解決の謎の1つになっています。無いとは思うんですが、私の話す中国語は普通語なので、それを聞いて、台湾語で答えても発音が微妙に違うので理解して貰えないと思って英語で答えてくれたのかなとも思うんですが、無理がありますよね。同じような経験をされた方はおられますか?

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