台湾旅行[21] タクシードライバーへの行き先の告げ方

皆さんは台湾でタクシーを利用する場合、どのように運転手さんと話をされているでしょうか。私は以前、中国に何度も行っていて、中国のタクシーに乗る際、例えば、天壇まで行きたいときは「到天壇(天壇まで)」とのみ言います。より丁寧に言っても「请到天坛(天壇までお願いします)」とい感じでしょうか。

中国は社会主義国文化大革命以降、サービスという概念が無くなり、お店の店員さんも愛想を振りまくということはありません。店の前で「欢迎光临(いらっしゃい)」ということはあっても、お店で「何々有りますか?」と言うと、商品を目の前にポンと投げるという感じです。日本では商品を投げるということはありませんから、初めての人はビックリします。ですから、タクシーの運転手さんもお客が丁寧な物言いをされることを全く期待していません。ですから上記のような話し方で全く問題はないわけです。

しかし、日本統治を体験している台湾はより日本に近いサービス感覚とマナーがあります。ですから中国と同じ言い回しでも通じますが、より丁寧に話した方が絶対に良いです。台湾では「101まで」というのであれば、先ずタクシーに乗り込んだら「你好」、行き先は「(很)麻煩你,請到101 (hen)mafan ni, qingdao yilingyi」(お手数ですが、101までお願いします)というのが良いでしょう。

中国語で少しでも話せる方は参考にして、是非実践して見て下さい。