ウクライナ旅行[75] (2019年5月) キエフの観光スポット:聖ウラジーミル大聖堂
今回は聖ウラジーミル大聖堂をご紹介します。この教会はウクライナ正教会に属していて、1862年に建設が始まり20年後の1882年に完成しました。場所ですが、地下鉄1号線ウニベルシテット駅から徒歩で数分の距離にあり、世界遺産の聖ソフィア大聖堂からも徒歩圏内にあります。
- 名称:聖ウラジーミル大聖堂(Володимирський кафедральний собор)
- 住所:бульвар Тараса Шевченка, 20
- web:Володимирський кафедральний патріарший собор — Головна
外観
7つのドームを持つ黄色い教会です。当初、13のドームを持つ教会が設計されましたが、寄付金が不足したため、現在の7つのドームの設計に変更されました。
近づいて見た所です。ドームが7つと言われても7つは確認できません。
こちらは正面向かって左側側面から見た様子です。
こちらは右側側面から見た所です。結局7つのドームがどこを指しているのか分からないまま、内部に入ります。
内部の様子
入り口付近の様子です。床のモザイク模様はイタリア・ベニスの専門家によるものらしいです。確かに、イタリアの歴史的建造物の床は立体的に見えるような面白いモザイク模様の大理石で出来た床が多いです。
奥に進んでいくと、ドーム側面の窓から差し込む光が内部を照らしていて、少し厳かな感じがしました。人が多いのに内部は非常に静かでした。
正面にある聖母マリアを描いた壁画はVasnetsovという画家によるものです。
こちらは上手く撮影できませんでしたが、主ドームの下方から見た壁と天井の様子です。一面に装飾が施されています。壁画は当時の有名な画家によるもので一見の価値があります。
こちらは祭壇に向かって左側の窓際の様子です。他の教会同様、沢山の蝋燭が辺りを照らしています。
こちらは天井の一部ですが、丁寧に描かれた壁画で埋め尽くされています。右側のシャンデリアの光と、左側の窓から差し込む光で壁画が見えますが、実際には、肉眼で見るともっと薄暗いです。
非常に行きやすい場所にあって、歴史のある有名な教会です。床のモザイクも見事で、ぜひ一度訪ねてみてください。
方向音痴まっくすの一言
絵の好きな方は、壁画を丹念に見ていくと結構楽しめると思います。
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