ウクライナ旅行[92] キエフの観光スポット:国立ウクライナ歴史博物館(National Museum of the History of Ukraine)(2019年10月)
- 名称:国立ウクライナ歴史博物館 (Національний музей історії України)
- 住所:Volodymyrs'ka St, 2, Kyiv
- web site: http://nmiu.com.ua
- アクセス:最寄りの地下鉄駅 Zoloti Vorota
博物館の概要
1899年8月に古代美術博物館として活動を開始、1917年に国立ウクライナ博物館となり、1991年10月15日にウクライナが独立後、ソ連国立歴史博物館をベースにウクライナ国立歴史博物館が設立されました。この博物館はウクライナの歴史的な宝物を所蔵する博物館です。
展示内容
展示は時代順に分類された石器時代から現代に渡る幅広い期間の所蔵品が展示されています。
下の写真は黒曜石などから作った石器類の展示です。
こちらの石器はモリ、カマなど加工が少し進歩した時代のもの。土器もあります。
こちらはマンモスなど動物の骨で作られた狩の道具でしょうか。
こちらは動物の骨で作られた装飾品と土器(生活用品)が展示されています。
こちらのコーナーでは土器、土偶が展示されています。しかし、日本でも東欧でも同じような時期に同じような道具とか土偶とかが作られていたのは不思議ですね。
これは絵ではなく昔の集落?のジオラマです。
ギリシャ時代の甕(かめ)など。
こちらは古代の硬貨です。
キリスト教関連のコレクションです。
これは何時代か分かりませんが武具でしょうか?
こちらはナイフと刀ですね。何かアラビアっぽく反った形をしていて、西洋の真っ直ぐな刀とは違っています。
こちらの模型は昔の家ですが、なんかかわいいですね。
この時代はよく知られた感じの西洋式の鎧とやりなどですね。
こちらは恐らくペチェルースカ・ラブラの印刷所で印刷された聖書か、キリスト教関連の書籍です。
こちらの展示は金属製の装飾品です。
こちらはウクライナ特有のデザインを持つ伝統的な服と装飾品です。
こちらは馬車です。
ヴィクトリア時代の服、装飾品、食器などです。
特定のデザインで布を染めるための木でできた染型です。
小型の織機です。
この後、更に現代に向けた各時代のコレクションの展示が続きます。博物館内を見て回れるヴァーチャル・ツアーサイト
Virtual Project | National Museum History of Ukraine | Virtual tour by SKY SOFT TECHNOLOGY
があります(携帯電話に対応しているかは不明)ので、そちらで博物館の展示を全て見ることが出来ます。興味のある方は試してみて下さい。
まとめ
石器時代から現代までウクライナの歴史が一通り見られて面白いです。特に石器時代がの展示が興味深かったです。キエフに行かれた際には是非一度足を運んでみて下さい。聖アンドリイ教会のすぐ近くなので便利な場所にあります。博物館の前は公園で、ベンチもありますので休憩するのにも良い場所です。
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