台湾旅行[73](2020年3月15日)台湾旅行を予定されている方へ 台湾疾病管理署「全国重度特殊伝染性肺炎症例及び国外感染症例の地理分布図」最新版
台湾旅行に行かれる方へ
台湾全体における確診症例の分布図の最新版をご紹介します。
新型コロナウイルスの流行が世界的に拡大し続けていますが、3月14日時点での台湾の感染者数は累計で53症例となっています。台湾疾病管理署が毎週更新している中央疫情指揮中心の資料「全国重度特殊伝染性肺炎症例及び国外感染症例の地理分布図」をご紹介します。
内訳は台北(12)、新北市(11)、桃園(11)、台中(5)、彰化(5)、南投(2)、台南(2)、高雄(2)、宜蘭(1)、基隆(1)、新竹(1)の合計53例です。
前回の調査結果(2月24日)では台北(7)、新北市(5)、桃園(1)、台中(4)、彰化(5)、南投(2)、台南(1)、高雄(2)、宜蘭(1)の合計28例でしたので、増加数は下記のようになります。特に空港のある桃園での増加が目立っています。台北は以前と同様、人口が多いこともあり最多の12例となっています。但し、中央部、及び南部地域では微増となっています。概ね、台湾のコロナウイルス対策はうまく機能しているようです。
- 台北 +5
- 新北 +6
- 桃園 +10
- 台中 +1
- 彰化 +0
- 南投 +0
- 台南 +1
- 高雄 +0
- 宜蘭 +0
- 新竹 +1
筆者補足
地図が小さいので補足しますと、上記の地図で緑色の場所は患者がいない所を示しています。濃い緑:0、薄緑:1、黄色(黄色):2(2)、オレンジ:3、赤:4−7となっています。見えにくいですが、離島は全て緑色で0です。東海岸は相対的に安全なようです。
地図のsource:
https://nidss.cdc.gov.tw/ch/NIDSS_DiseaseMap.aspx?dc=1&dt=5&disease=19CoV