エディハド航空の評価(2019年5月):食事・シート(充電・娯楽設備)、欠航時の対応等
2019年5月に日本ー北京間移動にエディハド(EDHIHAD)航空を利用しましたので、今後、エディハド航空を利用する方のために、飛行機内の設備等についてご紹介します。
シート
座席は布張りでシートピッチもまあまあ広い感じです。
設備
座席左側にはUSBポートがあります。携帯電話等の充電ができるので有難いです。
座席右側にはユニバーサルタイプのコンセントがありました。
娯楽設備
座席全面のモニターで、言語は英語とアラビア語?のみですね。
メインメニューには映画、アルバム(音楽)、TV、ライブTV、フライトパス、ゲーム、電子図書館、WiFi等のサービスが表示されています。
映画はかなりの充実ぶりで全ての映画をチェックするのは大変なくらいの数がありました。勿論、旧作が多いのですが。いつも飛行中は映画を観て時間を潰すという方には最適です。写真では若干見えにくいのですが、左から、New Movies, Favourites, Family, Arabic Cinemas, Indian Cinemas, European Cinemas, Asian Cinemas とあり、アラビア、インド、ヨーロッパ、アジアの映画が網羅されているところが凄いです。
食事
食事は普通ですね。特に良いという感じはないです。
欠航時の対応
今回、復路も北京ー日本間はEDHIHAD航空を利用したのですが、当日、オーバーブッキングにより、日本人、中国人観光客十数名が予定した飛行機に乗ることができませんでした。
チェックインカウンターに行くと、隣のカウンターに回され、そこには私と同じ境遇のお客さんが沢山待たされていました。大した説明もなく、時間が過ぎていきます。一応、順番に処理しているようで、皆さん並んで待っているのですが、なかなか自分の番が回ってきません。ようやく自分の番が回ってきた際に英文の説明書(A4)を渡されて、初めて事態が分かる始末。その文書にはオーバーブッキングにより登場できないこと、代替便を探すということが書かれていました。
つまり、一人づつ順番に他の航空会社の空席を確保していっているという状態だということがわかりました。私は、当日乗ろうとすると長時間待たされる可能性が高かったので、その日に帰らなくても良いと思い、カウンターの女性に「明日はダメなんですか?」と聞くと、彼女は「明日は同時刻発の便に乗れます、その場合、近くのホテルを食事付きで用意します。」というので、「どこのホテルですか?」と聞くと、「空港近くのヒルトンです。」という。「なら、私はそれでも良いです」と言ったが、その女性は必死で席を探し続けている。帰国してから調べてみると、空港近くのヒルトンホテルとはヒルトン 北京 キャピタル エアポートで、宿泊費は朝食込みで一泊20,000円強でした。朝食が3,571円と書いてあって驚きました。高すぎですよ。
しばらくするとカウンターの男性が「別の航空会社の席が確保できましたといって航空券をくれました。更に、空港内にあるタイ料理レストランで利用できる200元(3,200円くらい)の食事券(航空券と同じ用紙に金額が記載されたもの)をくれました。そうなると「いや、私はヒルトンに泊まる」と言えなくなり、しょうがなく時間を潰さないといけないので、タイ式レストランに行くことにしました。
レストランに行って食事券を見せると、ウェイトレスの女性は、すぐに何か分かったようで、席に案内してくれました。メニューを見て迷っていると、色々勧められたので、適当に飲み物1つと料理を2品頼んだが、彼女は「あと70元ある。これはどうか?」と更に勧めてくる。結局、料理3品を頼むことになっってしまった。思った通り、やはり食べきれなかった。最近では中国でも食べ残しについて資源の無駄だということが言われ始めているが、基本的に中国では沢山の料理を注文して、食べ物を残すのが普通のことで、持ち帰りもするので、全然、失礼には当たらないんですけどね。
先に乗客に事態を説明し、選択肢(当日搭乗、一泊・明日搭乗)を示した上で、事務的に作業を進めればより効率的ではないでしょうか。この点で今回の対応には不満が残りました。一方、ホテル、レストランの提供などについては対応が良いと思います。
方向音痴まっくすの感想
何もなければ満足でしたが、オーバーブッキング時の対応に課題ありということで、評価ダウンです。
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