2019年9月15日に開港する北京大興国際空港が本日(9月4日)運航ルートを発表

2019年9月4日、北京大興空港が本日(9月4日)運航ルートを発表しました(北京晚报が配信)。

記事原文:北京大兴机场今天公布运营航线

http://www.bj.xinhuanet.com/tt/2019-09/04/c_1124959916.htm

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http://www.cnqjw.com/html/2019/hbxw_0725/292091.html

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北京大興国際空港

記事の内容

北京大興国際空港は4日朝、中国東方航空中国南方航空等の大興国際空港における路線運営の詳細を発表しました。中国南方航空は今月中旬から下旬にかけて大興空港で最初の民間旅客便を運行し、北京ー広州便にA380を投入する予定です。

中国東方航空

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https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_3449604

中国東方航空は将来、大興空港に200機の中・大型旅客機を投入し、アメリカ、ヨーロッパ、オセアニア、東南アジア、日本、韓国、香港、マカオ、台湾を結ぶ路線を開設します。中国東方航空は来年3月末までに北京-陜西、北京-昆明、北京-浦東、北京-西寧、北京-岘港、北京-青島-福岡、北京-大阪等、14の目的地をカバーする12のルートを含め、北京首都国際空港から大興国際空港へ移動する予定です。 移行後の最初の2年間、中国東方航空上海航空、中国ユナイテッド航空等は北京大興国際空港ー上海、昆明西安杭州、南京、成都重慶、広州、深圳ルートについて毎日5便以上のフライト実施に取り組みます。国際線についてはパリ、ロンドン、シドニー、東京などへの主要路線を開くことに重点を置きます。

中国ユナイテッド航空

中国東方航空の独立した低コストブランドである中国ユナイテッド航空は、50機以上の航空機と4,000人以上の従業員を一晩で南苑空港から大興空港への移行する予定で、大興空港で運行を開始する最初の航空会社となります。 チャイナユナイテッドは、北京と成都、北京-広州、北京-煙台-福岡、北京-煙台-静岡等73の目的地を結ぶ69の国際線と国内線を1日131便運航します。 

中国南方航空

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https://www.thepaper.cn/newsDetail_forward_3449604

本年10月27日から中国南方航空は13のルート、28のフライトを大興空港へ移動し、13の目的地に向けた週176便の運行を予定しています。 ホーチミン、西寧、銀川、大慶、延吉、鞍山、常徳、遵義、同仁、南充、揭陽へのフライトはすべて大興空港に移動する予定です。北京から長春、義乌便は大興空港と首都空港の両方で運行します。 

開港初日のフライトと今後の計画

初日は6社の航空会社が大興空港から離陸予定です。最初は少数のフライトのみを運用し、国内の航空会社は段階的に空港を移動して、2022年の北京冬季オリンピックの開幕前には乗り入れを完了します。

民間航空局によると国内航空会社7社(中国南方航空中国東方航空中国国際航空、中国ユナイテッド航空、河北航空、首都)、国外航空会社8社(ブリティッシュエアウェイズ、ポーランド航空、フィンエアー、マレーシア航空、ロイヤルエアモロッコ、ロイヤルブルネイ航空、エフィー航空、ヒマラヤ航空)が2019年の冬〜春季に大興空港に乗り入れることを決定しました。 この時期に大興空港は国内線101路線と国際線15路線の計116路線を開設し、国内97カ所、海外15カ所、合計112カ所の目的地をカバーする予定です。