中国旅行[28] 中国生態環境省「空気の質」ランキング上位20都市を発表 旅行先の選定理由に浮上するか?
四川日報が2019年12月13日に「11月全国空気質ランキング上位20都市発表・四川7都市が入る」という記事で中国国内で空気が綺麗な都市のランキングについて報道しました。
本記事の内容
- 中国生態環境省が2019年1月から11月の大気環境をメディアに発表
- 今年の全国大気質ランキングの上位20都市のうち四川省から雅安、遂寧、広安、内江、紫陽、楽山、盧州がランクイン。
- 国務院の「青空防衛に勝利するための3ヵ年行動計画」の関連要件に従い、生態環境省はランキング対象都市を従来の74都市から74都市の周囲地域、長江デルタ、フェンウェイ平野、成都重慶地域、長江の中流域、珠江デルタ、その他の主要地域、および州都と計画都市など168の都市に拡大。
- 2018年7月以降、生態環境省は比較的良好な大気環境を備えた上位20都市のリストと、大気環境が比較的良くない20都市のリストを毎月リリースしている。
- 中国の全体的な状況は2019年11月には337都市における平均優秀日数は85.4%で、前年比で3.0ポイント増加。
- PM2.5濃度は1立方メートルあたり41マイクログラムで前年比で8.9%減少
- PM10濃度は1立方メートルあたり76マイクログラムで前年比2.7%増加
- O3(オゾン)濃度は1立方メートルあたり101マイクログラムで前年比13.5%増
- 四川省では12月に気温逆転などの悪天候の影響によって最近、四川盆地に靄(もや)が続いている。生態環境局は秋と冬に大気汚染防止と制御のため調査を実施していまおり、現在、4人の学者を四川省に招いており、現場でスモッグ汚染の原因を分析し、スモッグ予防のための方策の提案を行なって、スモッグの発生を緩和するための作業を進めています。
ランキング
発表されたランキング上位20都市は下記の通りです。四川省が7都市、浙江省が3都市、福建省が2都市、遼寧省、貴州、黒竜江省、安徽省、海南省、吉林省、雲南省から1都市が選ばれました。四川省が断トツ1位です。
- 舟山 浙江省(1)
- 拉薩
- 雅安 四川省(1)
- 大連 遼寧省(1)
- 貴陽 貴州(1)
- 遂寧 四川省(2)
- 哈爾浜 黒竜江省(1)
- 黄山 安徽省(1)
- 福州 福建省(1)
- 廈門 福建省(2)
- 広安 四川省(3)
- 海口 海南省(1)
- 長春 吉林省(1)
- 內江 四川省(4)
- 資陽 四川省(5)
- 楽山 四川省(6)
- 昆明 雲南省(1)
- 盧州 四川省(7)
- 台州 浙江省(2)
- 麗水 浙江省(3)
感想
ランキングした都市の中で意外だったのは大連です。場所的には北京に比較的近くあまり空気が良いイメージはなかったのですが、日本から近く、港街として有名な観光地でもあります。中国は何処でも大気汚染が酷いと思って、最近、トランジットで立ち寄る以外は、中国国内旅行は控えていたのですが、この結果を見て、空気が綺麗な場所があるのなら、行ったことのない都市に行ってみても良いかなと思えるニュースでした。私の場合、もし行くのなら大連が第一候補となりそうです。
浙江省は上海から近く、海に面した風光明媚な場所の様です。沢山の観光スポットがある様で、こちらも行きやすくて楽しそうなところですね。観光スポットについては下記サイトを参考にして見て下さい。中国語ですが写真がありますので参考になると思います。
上記写真: 超果寺_舟山市岱山超果寺旅游指南
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