北京首都国際空港を拠点にして旅行するメリット(1)
北京首都国際空港に就航している航空会社は中国・香港・マカオの航空会社が22社、アジアの航空会社が19社、欧州の航空会社が26社、太平洋周辺国(アメリカ、カナダ、オーストラリア等)、中近東、西・中央アジア、インド、スリランカ、モンゴルの航空会社を合わせて24社の計91社です。
航空会社数だけみると成田空港を上回っています。しかし、ここでは航空会社の数が重要ではなく、成田等、日本発の航空券が高い時期でも比較的安価に旅行が出来る可能性が出て来るところがポイントです。
これらの航空会社を利用すれば大抵の国には旅行出来るので、先ずは北京までの航空券を安い時期に押さえておけば(アメリカ大陸方面の場合は、西に行って、また戻る形になり意味がありませんが)、日本よりも西の方向(西欧、東欧、中東、中央アジア、西アジア、インド、アフリカ)に行く場合には便利です。
何せ、日本のGWは中国以西の国には何の関係もないため、例えば、GW中に料金が高くなることはないからです。中国は春節(旧正月)が旅行のピークですから、この時期は外す必要がありますが、日本の年末年始に航空券が異常に高くなることはありません。
中国・香港・マカオの航空会社
下記の航空会社群が、香港、マカオを含む中国全土を網羅しているため、中国の各地に安価に旅行することが可能です。
成田空港に就航している航空会社は山東航空*、深圳航空*、中国国際航空*、厦门航空*、四川航空*、中国南方航空*、香港航空*、海南航空、中国東方航空*、香港エクスプレス、澳門航空*(*は北京首都国際空港にも就航している航空会社)の11社で、北京首都国際空港の丁度半分です。
アジアの航空会社
韓国、タイ、インドネシア、フィリピン、台湾、カンボジア、シンガポール、ベトナム、マレーシア、日本の航空会社が就航しており、ほぼアジア全域をカバーしている。但し、ミャンマー、ラオスの航空会社は就航していないようです。
ヨーロッパの航空会社
アゼルバイジャン、アルジェリア、イギリス、イタリア、ウクライナ、オランダ、オーストリア、カタール(中東)、ギリシャ、スイス、スウェーデン、セイシェル(インド洋)、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、フィンランド、フランス、ポーランド、ポルトガル、ロシアの航空会社が就航しておりほぼ欧州全域をカバーしている。(すみません、カタールとセイシェルは分類ミスです)
その他の航空会社
アメリカ、アラブ首長国連邦、イスラエル、エジプト、エチオピア,オーストラリア、カザフスタン、カナダ、サウジアラビア、スリランカ、チリ、トルクメニスタン、トルコ、ニュージーランド、パキスタン、南アフリカ、モーリシャス、モンゴル、(カンボジア:既出)の航空会社が就航しており、北米、南米、中近東、中央・西・東アジア、インド周辺、北・南アフリカを幅広くカバーしています。特に、成田に就航していないトルクメニスタン航空はポイントが高いですね。
まとめ
以上、見てきたように、中国以外の国に行くのに就航航空会社数で北京首都国際空港は成田と同等以上ですから、日本で航空券が高い時期に欧州等の西方に安く行きたい場合には北京経由で行く方法も有効です。
方向音痴まっくすの結論
安く旅行するためなら北京の空気も深呼吸出来る。
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