北京首都国際空港を拠点にして旅行するメリット（２）具体例
北京首都国際空港を拠点にして旅行するメリット（１）で日本発の航空券が高い時期に北京経由で欧州等に行くメリットを説明しました。ここでは、本日（2019年4月11日）、具体的な旅行先を仮定し、GW中に旅行する場合の費用を、日本発航空券と北京経由の航空券を比較してみたいと思います。
先ず、行き先ですが、何処でも良いので、取り敢えずロンドンとします。日程ですが、4月27〜5月4日とします。さて、航空券サイトも沢山ありますので、幾つか見ていきたいと思います。
１. 日本発ロンドン行き航空券
トラベルコで検索
出発地：東京（成田、羽田）
最安値は188,719円で、乗り継ぎが3回です。直航便は653,290円、乗り継ぎ1回の便は最低でも351,578円で非常に高いですね。
往路の所要時間は51時間15分、復路が53時間15分とかなりの時間がかかります。具体的に飛行経路を見てみると、東京・成田→大阪・関空→韓国・清州→台湾・桃園→英国・ロンドンとなっており、乗り継ぎは3回でなく４回ではないでしょうか。乗り継ぎ時間の総計は何と31時間20分（14’25”＋8’40”＋8’15”＝31’20”）です。こうなると旅行というより修行に近いですね。
KAYAKで検索
次にKAYAKで同じ検索をすると、259,850円のチケットが見つかりました。価格は上記のチケットよりも高いですが、所要時間は往路27時間35分、復路36時間50分（計64時間25分）と少し短縮されました。しかし、乗換は1回ですが、何故かアジスアベバとベトナム・ホーチミンとなっており、無駄な距離を飛行しなければいけませんね。
２. 北京発ロンドン行き航空券
実際に安く旅行したい場合には、早い時期に安く日本⇄北京の往復航空券を購入しておくことが極めて重要です。現時点では東京発の北京行きの航空券は15万円程度しますが、早く購入しておけば3万円程度で購入出来る筈で、今回は北京までの航空券を保有していると仮定して、KAYAKで北京からロンドンの航空券を調べます。
KAYAKで検索
検索すると、123,156円の航空券が見つかりました。往路は所要時間13時間45分、復路は11時間55分（計25時間40分）で往路・復路とも乗り換えはコペンハーゲンで1回だけです。一応、東京ー北京間の移動、北京での入出国を考え（北京首都国際空港はトランジットでも一度入国する必要があります）、北京発4月28日としました。
上の東京発ロンドン行きのチケット価格259,850円との差額は136,694円となります。往復の総所要時間時間の差は38時間45分にもなります。
（補足）本件の主題（安く航空券を買う）からは外れますが、東京ー北京間のチケットを136,694円以下で購入すれば、時間が38時間45分短縮されるということです。
まとめ
上記の検索結果から分かることは、とにかく繁忙期の日本発航空券は高いということです。従って、この方法、つまり北京経由で安く旅行する上で最も重要なことは日本から北京までの航空券をいかに安く買うかということです。そのためには繰り返しになりますが、早い時期に北京までの航空券だけは押さえておくということになります。北京から何処に行くかは、その後数ヶ月ゆっくりと考えることが出来ますので、焦る必要はありません。
方向音痴まっくすの結論
欧州旅行は先ず北京行きを押さえるべし！
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