英国航空がヒースローから北京へのダイレクト・フライトの発着を北京首都国際空港から北京大興国際空港へ変更することを発表

英国航空が今日、ヒースロー・北京間の全てのフライトを2019年10月27日から北京大興国際空港へ移動することを発表しました。

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記事の概要

  • ブリティッシュ・エアウェイズは、すべての事業を北京大興に移すことを決めた最初の国際航空会社です。

  • 北京大興国際空港の施設には小売店、飲食店、サービスに利用できる52,000m2の巨大な施設があり、300を超えるショップやレストラン、新しいラウンジが有ります。

  • 新しい空港は北京市中心部と新安新区の両方から約50km、天津からわずか80kmの位置に有ります。北京大興国際空港とは4つの新しい高速道路、2つの新しい地下鉄線、高速鉄道が接続しており、空港から北京西駅まで20分で到着します。

  • この新空港は、北京を発着するお客様に世界クラスの体験を提供するだけでなく、クラブワールドおよびファーストクラスのお客様向けに改善されたラウンジなどの最新設備を備えています。2019年9月にオープン予定の北京大興国際空港には滑走路4つとターミナルビルが有りますが、将来的には3つの滑走路を追加し、毎年1億人の顧客にサービスを提供する2番目のターミナルビルを建設する予定です。

  • この移動により英国航空は新しい空港を拠点とする中国南方航空とのコードシェア契約を通じて、ネットワークを強化、発展させることができます。

  • ブリティッシュエアウェイズの北京発着の長距離便には無料の飲食、最新の機内エンターテイメント、オンラインチェックイン、無料座席選択のサービスが有ります。

  • 往復運賃はワールドトラベラーが387£(5,200円)、ワールドトラベラープラスが758£(101,000円)、クラブワールドが1,899£(253,000円)、ファーストが2,199£(292,000円)からとなります。

  • ブリティッシュ・エアウェイズは、今後5年間で顧客に65億ポンドを投資します。本投資には、すべての座席への最高品質のWi-Fi、電力設備の搭載、128の長距離航空機のインテリア刷新、72の新航空機の運用をが含まれています。今年、英国航空は直接通路にアクセスできる新しいビジネスクラスの座席「クラブスイート」も導入しています。

  • ブリティッシュ・エアウェイズ中国南方航空は、2017年に10の路線でコードシェア契約を開始しました。2019年1月、航空会社は相互のネットワークで契約を拡大し、相互のマイレージ特典を導入するための覚書に署名しました。

 

source:

BRITISH AIRWAYS ANNOUNCES MOVE TO BEIJING DAXING
July 10, 2019

https://mediacentre.britishairways.com/pressrelease/details/86/2019-319/11312