武漢肺炎(2020年2月11日) 中国武漢市・天河国際空港発着便の奇妙な振る舞い

FlightRadar24で中国の武漢の空港付近を観察していたら奇妙なことに気が付きました。

例えば下記のフライトは山東航空SC9001(CDG9001)便ですが、出発地は山東省の済南市から武漢行きの飛行機と表示されています。

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飛行経路は下記のマップに示された通りです。
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この飛行機の武漢周辺での動きです。

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武漢の空港(天河国際空港)は右上のマークがある場所にあり、武漢市の市街地から見て左上(北西)にあります。この便は地図の上の方から来てUターンして空港に向かいます。

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別の飛行機CES801便も武漢の空港直前で機影の動きがストップし、暫くして地図から機影が消えてしまいます。

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しかし空港に近づいたこの地点で航路が表示されず。飛行機も動かなくなります。そして、しばらくすると機影が画面から消えてしまいます。

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この飛行機は出発空港も経路には残っていません。

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今日は武漢から中国東方航空の旅客機MU5000(CES5000)が飛び立ちましたが、行先が明示されていません。

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この中国東方航空のCES800便は武漢から少し離れた上空から航路が表示され、行き先は不明です。しかし、ずっと追跡していると南京の空港手前で機影が動かなくなり、消えました。

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こちらも同じ空路で飛行していた中国東方航空CES5000便。

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このように武漢の空港から出発したか確認できません。

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このように多数の航空機が武漢の空港を離発着しているのですが、武漢から出発する場合には武漢の空港から飛び立った形跡が記録されず、行先の空港が示されていません。さらに到着した空港に着陸する手前で機影が消えるので着陸したという記録もありません。武漢に到着する場合も空港に到着する前に機影が消えるので到着したという記録が残りません。敢えて、武漢発着便の情報を出さないようにしているとしか思えません。通常は飛行機が滑走路を移動しターミナルビルに到着してエンジンをストップするまで確認できるので、やはり意図的に位置情報の信号を切断しているように思えます。

興味のある方は、Flightradarで確認してみて下さい。