☆コロナ禍の台湾引っ越し体験記(3) 空港から防疫タクシーに乗る
どうもこんにちは、めこです。
前回の記事で、日本から桃園国際空港まで渡航する際の検疫システムについてご紹介しました。
こうやってなんとか空港の外に出られたところで、次の課題が、ホテルへの移動手段です。
ちなみに、台湾の防疫ホテルは交通部観光局がホテルリストを出しているので、下記サイトで確認できます(中国語)。
https://taiwan.taiwanstay.net.tw/covhotel/
その他にも、リストには載っていないけれど居家検疫者を受け入れているホテルもあります。わたしはリスト外の台中のホテルに泊まってますが、台中の方に見つけてもらったので個人での検索方法の情報がなくてすみません…。
さて、今回わたしは空港から防疫ホテルまで防疫タクシーを利用しました。というのも、居家検疫者は公共交通機関を利用することができません。
※もし違反した場合は、「厳重特殊伝染性肺炎防治及紓困振興特別条例」に基づいて最高100万元(約360万円)の罰金が課されるので、十分ご注意ください。
ということで防疫タクシー乗り場を探すことにしましたが、到着ロビーに入ってすぐに防疫タクシー乗り場の場所がわかりやすく掲示されていたので、何も迷うことはありませんでした。
防疫タクシー乗り場は、
・北方向(台北、新竹、基隆、台中、台東離島)
・そのほかの中南部の街
で分かれています。
写真撮り忘れちゃったんですが、分かれる場所もわかりやすくなっているので大丈夫だと思います。タクシー乗り場は外に出たすぐの場所ですが、これもわかりやすく途中途中で看板が出ていました。
あとわたし、実は乗り場を間違えまして(゚∀゚)
台中に行くからほんとは北部行きの乗り場だったのに、つい思い込みで中南部方面の乗り場に行ってしまいました。乗り場に行くとタクシーの運転手さんたちの他に、カウンターにスタッフが2名います。
キャリーバッグは運転手さんたちがさっと預かって速攻アルコール消毒され、その間にわたしのほうはパスポートと健康申告済み証書(スマホに保存してある)を確認され、カウンターでA4の紙に、
・氏名
・電話番号
・行先の住所
を記入するよう言われました。
それでわたしの行先が台中であることがわかると、スタッフさんが大声で運転手さんに「台中!」って叫んだんですよね。あとから考えたら乗り場が間違ってたから慌てて運転手さんに伝えてたのかな、と。でも何事もなくその場でスムーズにタクシーに乗せてもらえました!ありがとうスタッフさんたち。
ちなみにキャリーがさっきアルコール消毒されてましたが、乗る直前に人間も全身消毒されます。前後左右、腕も広げてまんべんなくアルコールを吹きかけられます。大丈夫だとは思いますが、目に入らないようにお気をつけくださいね^_^
さて防疫タクシーの料金ですが、台湾政府の補助により、検疫対象者の実費負担は「台湾高速鉄道(台湾新幹線)の正規運賃の2倍」と設定されています。もしこれが1000元未満の場合は1000元として計算されます。
参考までに、桃園から各地域までの新幹線片道運賃を記載します。
- 桃園-台北(Taipei): 160元
- 桃園-新竹(Hsinchu): 130元
- 桃園-台中(Taichung): 540元
- 桃園-台南(Tainan): 1190元
- 桃園-左営(Zuoying): 1330元
ということで、防疫タクシーで台北や新竹まで行くなら1000元、左営(高雄)まで行くなら2660元かかるということですね。
ちなみに、わたしは桃園から台中まで約1時間40分かけて行きましたが、タクシーの運賃メーターは最終的に4700元までいきました(о´∀`о)
通常なら17000円の距離…それが3900円ほどの実費ですむんだから政府の補助ありがたい。
※支払い方法について。運転手に確認し損ねたので他人様のブログ情報なんですが、支払いは現金のみのようです。
桃園の空港で忘れずに現金を下ろしておいてください。また、タクシー車内はビニールカーテンで前列と後列が完全に仕切られています。支払いはタクシーを降りたあと、運転席側に回って窓越しに運転席に払うスタイルのようです。
余談ですが、わたしの乗ったタクシーの運転手のおじさんはたいそう朗らかな方で、車内で日本の曲をずっと掛けてくれたり(歌謡曲とかアニソンとか)、途中ざっと雨が降った後何やら笑顔で「外!外!」みたいなことを言うので窓の外を見たら、おっきな虹がかかってたり(思わず日本語でおーすごい!と言ってしまった)。ホテルに着いたあとも笑顔でバイバイと言ってくれたので、日本を離陸するときから続いていた緊張がようやく解けたような気がしました。
おじさん、謝謝!!
そんなこんなでようやく宿泊先のホテルに到着しました。いや〜無事着いてよかったよかった。
さてここから14泊15日の隔離生活がスタートするわけですね。
次回の記事では、隔離生活のなかで実感した必須アイテムや、毎日の健康報告についてなどをご紹介したいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございました(o^^o)
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