ウクライナ旅行[25](2019年5月) キエフの観光スポット:ブックマーケット

最近はオンラインショップの出現以降、日本でも書店経営が年々厳しさを増してきています。キエフも同様で一般の書店に行ってもお客さんがおらず、店内は閑散としています。そんな状況ではありますが、キエフにはブックマーケットがあり、新書から古書まで非常に多くの店舗が集まっている場所があります。このブックマーケットは何故か日本のガイドブックには勿論、海外のガイドブックにも載っていないです。

地下鉄のМ2線に乗って、Рочайна駅で降りて出口を出て左手に書店群があります。屋根のある建物の中に沢山の書店が入っています。かなりの数の書店があるのがお分かりになると思います。書店だけではなく、文具店、コンピュータ用品の店もありました。

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各店舗毎に辞書、子供用書籍、学習書籍、専門書、文学などに特化した品揃えをしています。また、美術関係の書籍が充実している店もあります。美術関係の本であればウクライナ語が読めなくても見て楽しめます。

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こちらは本の売買と書いてあるので、いわゆる日本で言う普通の古書店ですね。

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こちらは先程の写真の店舗とは道路一本離れた場所にある古書店です。教科書を売っているコーナーです。

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こちらは壮絶な本の山です。写真はほんの一部なので、この店だけで相当な数の本があります。今にも崩れそうです。

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古書店を覗いてみると、ウクライナ語・英語辞典が50₴(200円)で売られていました。普通の小説などは10₴(40円)程度のものも多数あります。ウクライナ語の本は、勿論ウクライナからオンラインで買えますが、送料も高いので旅行したついでに買うのも一つの手ではあります。

本好きの人は結構見ているだけでも楽しいのではないでしょうか。ウクライナ語を勉強している人であればきっと好きな本が見つかりそうな気がします。

 方向音痴まっくすの感想

キエフではあまり書店を見ないのでおかしいなと思っていましたが、こんなところに書店街があるとは知りませんでした。